タイ語の学び方

Thai Language

タイに旅行で来ました。
こんなときはまず「簡単な挨拶や会話」を覚えるのがいいでしょう。

サワッディークラップ
コップンカー
タオライクラップ?

カタカナタイ語発音でも十分です。
「旅の指さし会話帳」なんかもいいと思います。
まずは、積極的にコミュニケーション。
覚えた言葉がすぐに使えて、意思の疎通ができるので、楽しいです。

でも、少しタイ語がわかってきた状態なら、例えば
何度か訪タイしており、タイ語が少し分かる。
タイに住んで、少しはタイ人と会話できる。
こんな時は、タイ文字の勉強をしていきましょう。
早い段階で文字の勉強を始めるほうが、効果的にタイ語を習得できます。

どうして早めに文字の勉強が効果的なのか?

それは、発音学習の助けになるからです。

日本人が話すタイ語、簡単な料理の注文でも店のタイ人のおばちゃんにうまく通じなかったという経験はありませんか。
タイ人から「ハァ?」と聞き返されることも多々あります。

タイ語には日本語にない音が非常に多く、日本語にはない声調という概念があるためです。
これらをほんの少しの間違えただけで、タイ人には全く違う音に聞こえるため、タイ人がこちらの発するタイ語を理解してくれないことがあるのです。

日本人的には似ているであろう発音の違う2つの音を、タイ人に言ってもらった際、全く違いが判らないことがあります。
しかし、タイ文字を覚えれば、日本人が聞き分けられない似た音でも、文字では違う書き方をするため、「違う」という事を理解する事ができるようになります。
その区別に文字が役立つのです。
また、文字を覚えることで、タイ語の特徴の1つである声調について、体系立てて理解していくことができます。

ですから、早期の文字学習をお勧めするのです。
難しそうに見えるタイ文字ですが、実はタイ文字として覚える、タイ語の子音文字と呼ばれる42字しかありません。

次回の「タイ語の学び方」からは、実際に文字を学習していきましょう。